DOY JUN美容外科
鼻整形

DOY JUN Nose Guide

小鼻縮小術の方法と傷跡

小鼻が広がって見える原因と、小鼻縮小術の切除方法、切開の位置と傷跡、鼻の穴が狭くなるといった合併症、カウンセリングで確認したいことを、論文の要旨をもとにまとめました。

参考論文 6件

要点まとめ

  • 小鼻縮小術(alar base reduction)は、鼻の穴の形や向き、小鼻の広がり、鼻の下側の幅を調整する手術と説明されています[1]。
  • 切除の方法は、小鼻のくさび形切除、鼻の穴の底の切除、2つを組み合わせた切除の3つが基本の型としてまとめられています[2]。
  • 小鼻の付け根の手術は、鼻の穴が狭くなる狭窄といった合併症を防ぐため、控えめに行うべきだという意見があります[3]。
  • 傷跡については、ある著者グループが許容できる程度だったと報告していますが、これはその著者らの経験であり、個人差があります[4]。

小鼻が広がって見える原因はさまざまです

小鼻と鼻の穴がある鼻の下側の部分を、鼻の基部(nasal base)と呼びます。あるレビューは、鼻の基部の変形を、横方向の過剰や不足、縦方向の過剰や不足、小鼻の付け根が上や下にずれている場合、鼻の穴の底が広い場合や狭い場合、鼻柱の下の部分の変形などに分類しています[2]。

同じレビューは、小鼻の手術が必要になるよくある変形として、鼻の基部が広い場合、小鼻が横に広がっている場合(alar flaring)、鼻の穴が大きい場合、鼻の穴や小鼻が左右非対称な場合を挙げています[2]。見た目には同じように鼻が広がって見えても、原因が違えば必要な方法も変わります。

小鼻縮小術で期待できる変化

鼻の基部の手術は、鼻の穴の形や向きを改善し、小鼻の広がりを抑え、鼻の下側の幅を調整し、小鼻が鼻の穴を覆うように見える状態(nasal hooding)を修正し、左右差を改善して顔全体の調和をとるのに役立つことがあると説明されています[1]。

小鼻の変化は、鼻のほかの部分の見え方にも影響します。鼻整形の手技ごとの効果をまとめた文献レビューは、小鼻縮小によって鼻先がより高く見える錯覚が生じうるとまとめています[6]。ひとつの部位の変化がほかの部位の印象まで変えることがあるため、鼻全体をあわせて見て計画することが大切です。

鼻先の手術の流れをまとめたレビューは、軟骨を切り取るよりも縫合で扱うほうが望ましいとしたうえで、小鼻縮小がますます広く行われるようになっていると説明しています[5]。

手術方法の種類

広い鼻の基部と小鼻の広がりを扱う方法は、3つにまとめられています。小鼻を内側に引き寄せる縫合(cinching suture)、小鼻や鼻の穴の内側の組織を切り取る切除、そして周りの組織を移動させてつなぐ皮弁の前進(flap advancement)です[3]。

切除の方法は、さらに3つの基本の型に分けられます[2]。ほかの著者らは、内側切除、外側切除、2つを組み合わせた切除、広がりの切除、小鼻のたるみの修正などを記述しながらも、1892年に初めて記述されたこの手術について、どの方法が最もよいのかは今も議論が分かれていると述べています[4]。

  • 小鼻のくさび形切除(alar wedge excision):小鼻の付け根のしわに沿って楕円形に切り取り、小鼻の大きさと縦の長さを小さくして、正面から見た広がりを修正する
  • 鼻の穴の底の切除(nostril sill excision):左右の小鼻の間の距離、鼻の穴の底の長さ、鼻の穴の大きさを小さくする
  • 2つの方法の組み合わせ:鼻の基部が広く、小鼻の広がりと大きな小鼻が同時にある場合に用いる

傷跡はどこにできますか

切開の位置は方法によって異なります。小鼻のくさび形切除では、小鼻が顔と接するしわの部分に切開を置き、幅を小さくする切除では鼻の穴の内側の組織を扱います[2, 3]。しわや鼻の穴の内側は傷跡が目立ちにくい位置ですが、傷跡がどの程度残るかは、肌の性質や回復の経過によって人それぞれ異なります。

傷跡の結果を詳しく扱った根拠は多くありません。ある著者グループは、自分たちの方法で安定した結果と許容できる傷跡、高い患者満足度が得られたと報告しています[4]。ただし、論文の要旨には対象の人数や評価方法が示されておらず、一般化するのは難しいところです。傷跡が赤く見える期間や最終的な状態については、ご自身の肌をもとに、診察の際に説明を受けることをおすすめします。

合併症と注意点

あるレビューは、鼻の基部の手術は鼻整形のなかで決まって行う段階ではなく、鼻の穴が狭くなる狭窄(nasal stenosis)といった合併症を防ぐため、控えめに行うべきだと強調しています[3]。組織を切り取る手術であるため、切除する量を慎重に決めることが重要です。

同じレビューは、小鼻の手術を鼻整形の最後の段階で行うべきだと説明しています。ほかの段階がすべて終わってからでないと、小鼻の変化を正しく評価できないためです[3]。別のレビューは、小鼻を切除する前に鼻柱の下の部分を先に扱うことが、形と外鼻弁(external nasal valve)の機能の両方にとって重要だと説明しています[2]。

このほか、左右差や目立つ傷跡といった問題が起こることがあり、腫れが引く速さにも個人差があります。

カウンセリングで確認したいこと

よい結果を得るには、丁寧な診察とカウンセリング、分析、そして肌の状態への配慮が欠かせないという説明があります[1]。小鼻と周りの組織を理解し、鼻翼軟骨を支え、適切な方法を選ぶことが、機能と形の両方によい結果につながるとまとめられています[1]。

  • 広がって見える原因が、小鼻の広がりなのか、基部の幅なのか、鼻の穴の大きさなのか
  • 切開の位置と予想される傷跡
  • ほかの鼻の手術と一緒に行う場合の順序と計画
  • 鼻の穴が狭くなるなど、呼吸の機能への影響

よくある質問

小鼻縮小術を受けると、傷跡は見えますか?
切開は、小鼻が顔と接するしわの部分や鼻の穴の内側に置く方法が記述されています[2, 3]。こうした位置でも傷跡は残ることがあり、ある著者グループが報告した許容できる傷跡は、特定の著者らの経験です[4]。ご自身の肌で予想される傷跡は、診察の際に確認することをおすすめします。
縫合だけで小鼻を小さくできますか?
小鼻を内側に引き寄せる縫合は、広い鼻の基部を扱う3つの方法のひとつとしてまとめられています[3]。小鼻そのものが大きい場合や鼻の穴の底が広い場合には、切除の方法が別に説明されています[2]。どの方法が合うかは、広がって見える原因によって変わります。
鼻整形と一緒に行う場合、順序はありますか?
あるレビューは、ほかの段階が終わってからでないと小鼻の変化を正しく評価できないという理由で、小鼻の手術を最後の段階で行うようすすめています[3]。小鼻縮小によって鼻先がより高く見える錯覚が生じうるというまとめもあります[6]。そのため、小鼻は鼻全体の計画のなかであわせて判断します。

参考文献

  1. Choi JY. Alar Base Reduction and Alar-Columellar Relationship. Facial Plast Surg Clin North Am. 2018.PubMed 30005792DOI
  2. Cerkes N. Alar Base Reduction: Nuances and Techniques. Clin Plast Surg. 2022.PubMed 34782134DOI
  3. Lima LF, Arroyo HH, Jurado JR. Update in alar base reduction in rhinoplasty. Curr Opin Otolaryngol Head Neck Surg. 2016.PubMed 27261942DOI
  4. Carniol ET, Adamson PA. Surgical Tips for the Management of the Wide Nasal Base. Facial Plast Surg. 2018.PubMed 29409101DOI
  5. Frame JD. New Concepts in Nasal Tip Rhinoplasty. Oral Maxillofac Surg Clin North Am. 2021.PubMed 33153886DOI
  6. Xia TY, Punjabi A, Oh JH, et al. Updated Dynamics of Rhinoplasty: A Review of the Literature and Comprehensive List of the Findings. Aesthetic Plast Surg. 2020.PubMed 31974725DOI

この記事は、DOY JUN美容外科が海外の学術誌に掲載された論文の要約(抄録)をもとに韓国語でまとめた一般的な健康情報を、翻訳したものです。治療方法や結果は個人の状態によって異なるため、正確な診断と治療計画は専門医へのご相談でご確認ください。

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