DOY JUN美容外科
鼻整形

DOY JUN Nose Guide

鼻の再手術が難しい理由

鼻の再手術が難しい理由と再手術を希望するきっかけになる問題、オープン法と鼻筋の再建、移植材料の選び方、再手術の限界とカウンセリングで確認したいことを、論文の要旨をもとにまとめました。

参考論文 6件

要点まとめ

  • 鼻の再手術は、鼻の複雑な立体的な解剖と、患者さんに与える心理的な影響から、最も難しい手術のひとつとされています[1]。
  • 再手術の原因は、組織の切除が少なすぎた場合や多すぎた場合、縫合や移植に関わる問題、機能の問題などに分けて考えることができます[3]。
  • 多くの再手術ではオープン法がすすめられており、特に移植が多く必要な場合や、初回の手術をほかの医師が行った場合に、広い視野が役立つと説明されています[3]。
  • よい計画と手技があっても再手術が必要になることがあるため、手術の手技と一人ひとりの解剖の限界を、患者さんと医師がともに理解しておく必要があります[2]。

再手術はなぜ難しいのですか

鼻は軟骨、骨、軟部組織が精巧に組み合わさって形と機能をつくっており、顔の中央にあるため、顔の調和や印象に大きく影響します[1]。あるレビューは、こうした複雑な立体的な解剖と患者さんに与える心理的な影響から、鼻の再手術を最も難しい手術のひとつに挙げています[1]。

再手術は、医師と患者さんの双方にとって、精神的につらい過程になりうるという指摘もあります[2]。初回の手術で軟骨が減っていたり傷跡の組織ができていたりする状態で、構造をつくり直さなければならないことが多い点も、難しさを増しています。

再手術を希望する理由

あるレビューは、再手術を、初回の手術で生じた問題によって分けて説明しています。組織を切り取る量が少なすぎた場合と多すぎた場合、縫合や移植で組織を扱う際に生じた問題、そして二次手術での機能の問題が主なテーマでした[3]。

別のレビューは、著者の30年にわたる鼻整形の経験と文献をもとに、再手術を希望する患者さんによくある動機と解剖学的な所見をまとめています[1]。形への不満だけでなく、呼吸のような機能も、再手術の計画であわせて扱うべき部分です[3]。

口唇裂にともなう鼻の変形に対する二次的な鼻整形のように、もともと構造や成長に異常がある場合は、見た目と機能の両面で特に難しい例とされています[6]。あるレビューはこれを、鼻の入り口の骨(梨状口)の低形成、鼻中隔の再建、鼻筋の形、鼻先の形、鼻先の前への出方、小鼻の形、小鼻の位置の7つの領域に分けて取り組んでいます[6]。

手術の計画とアプローチの方法

再手術の出発点は、正確な診断です。避けるべき落とし穴が多いため、慎重に診断して手術計画を立てることが常に望ましいと強調されています[2]。

あるレビューは、ほとんどの鼻の再手術でオープン法(open approach)をすすめています。視野とアクセスがよく、治療の目標をより予測しやすく達成できるためで、特に移植が多く必要な場合や、初回の手術をほかの医師が行った場合にそうだという説明です[3]。

鼻筋の形を扱ったレビューは、重要な部位を十分に露出すること、構成する要素を分けて段階的に小さくする方法、鼻中隔をまっすぐにして中央に置くこと、骨切りと骨の形成で鼻の骨を動かして整えることを、主な考え方としてまとめています[4]。また、骨と鼻中隔の処置では電動器具やピエゾ器具(piezoelectric instrument)、シミュレーション、CT(コンピューター断層撮影)が重要だと強調し、再手術で鼻筋をつくり直す原則もあわせて扱っています[4]。

鼻筋の再建と移植材料

再手術では、足りなくなった鼻筋をつくり直す必要がある場合があります。鼻筋を補強する適応は初回の手術と再手術のどちらでも生じることがあり、手術計画には、鼻と顔全体のバランスを考えた顔の分析が欠かせないと説明されています[5]。

材料としては、自家組織と自家以外の材料(同種組織と合成材料)が世界中で用いられており、それぞれに長所と短所があります[5]。そのレビューの著者らは、生体適合性と、自然で長持ちする結果を理由に、自家移植が最も適した材料だと考えていると述べていますが、これは著者らの意見です[5]。

どの材料が合うかは、残っている軟骨の量、皮膚の状態、以前に使ったインプラントなどによって変わるため、診察を通して決めます。

期待できることと限界

再手術では、期待を現実的なところに合わせることが大切です。どれほどよい計画と手術の手技があっても再手術が必要になることがあり、患者さんと医師が、手術の手技の限界と一人ひとりの解剖の限界を理解しておく必要があると説明されています[2]。

傷跡の組織、皮膚の厚さや弾力、残っている軟骨の状態は人それぞれ異なるため、同じ目標でも到達できる程度は異なります。出血、感染、移植材料に関わる問題、左右差といったリスクもあり、回復期間にも個人差があります。

カウンセリングで確認したいこと

再手術のカウンセリングでは、今困っていることと希望する変化を具体的に整理しておくと役立ちます。専門医は、診察で残っている構造と皮膚の状態を確認したうえで、可能な方法と限界を説明できます。

  • 初回の手術の記録:使用したインプラントと移植材料、切除した範囲
  • 困っていることが形なのか、呼吸なのか、その両方なのか
  • 移植に使う軟骨をどこから採るのか
  • CTなどの画像検査が必要かどうか
  • 目標と、現実的に可能な範囲

よくある質問

再手術は、なぜ初回の手術より難しいのですか?
鼻は軟骨、骨、軟部組織が複雑に組み合わさった立体的な構造であり、再手術は患者さんにとって心理的な負担も大きいものです[1]。初回の手術で組織を切り取りすぎた、あるいは足りなかったという問題や、移植に関わる問題をあわせて扱わなければならないことが多くあります[3]。そのため、正確な診断と計画が特に重要です。
再手術には、どのような材料を使いますか?
鼻筋の補強には自家組織、同種組織、合成材料が用いられ、それぞれに長所と短所があります[5]。あるレビューの著者らは、生体適合性を理由に自家移植を好むと述べています[5]。残っている軟骨や皮膚の状態によって、適した材料は変わります。
再手術をすれば、今度は希望どおりの結果が得られますか?
よい計画と手技があっても、再び再手術が必要になることがあると説明されています[2]。手術の手技と一人ひとりの解剖には限界があるため、患者さんと医師がそれをともに理解しておくことが大切です[2]。カウンセリングの際に、可能な範囲を具体的に確認することをおすすめします。

参考文献

  1. Loyo M, Wang TD. Revision Rhinoplasty. Clin Plast Surg. 2016.PubMed 26616705DOI
  2. Waite PD. Avoiding revision rhinoplasty. Oral Maxillofac Surg Clin North Am. 2011.PubMed 21126884DOI
  3. Cuzalina A, Qaqish C. Revision rhinoplasty. Oral Maxillofac Surg Clin North Am. 2012.PubMed 22284401DOI
  4. Robotti E. Shaping the nasal dorsum. HNO. 2018.PubMed 29085975DOI
  5. Graw GJ, Calvert JW. Dorsal Augmentation. Clin Plast Surg. 2022.PubMed 34782132DOI
  6. Rohrich RJ, Benkler M, Avashia YJ, et al. Secondary Rhinoplasty for Unilateral Cleft Nasal Deformity. Plast Reconstr Surg. 2021.PubMed 34076624DOI

この記事は、DOY JUN美容外科が海外の学術誌に掲載された論文の要約(抄録)をもとに韓国語でまとめた一般的な健康情報を、翻訳したものです。治療方法や結果は個人の状態によって異なるため、正確な診断と治療計画は専門医へのご相談でご確認ください。

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